「モーレツア太郎」「天才バカボン」あたりが大ヒットして、ニャロメが人気キャラとなっていた頃、赤塚不二夫のブレインであった長谷邦夫あたりがゴーストとなってボンボン出されていた「ニャロメの〜」シリーズ。どこのどいつが描いたんだかわからないようなユルーイ絵のドラえもんが算数や国語の秘密とかを教えてくれる「ドラえもんの〜」シリーズと同じ位置づけだね。まあ、赤塚不二夫は作画をかなりアシスタントに任せていたということで、同じゴーストが描いているにしても、ドラえもんよりは絵に違和感がなくて読みやすいんだけど。
さて、この「ニャロメの〜」シリーズ、「おもしろ数学教室」とか「おもしろ宇宙論」とか、いかにも子供向け教育漫画としてありそうなヤツが出ているのは知っていたんだけど、まさか性教育のジャンルにまで手を広げていたとは…しかも「おもしろ性教室」って…。などと思いながら読み始めたのだが…この本はスゴイ! ニャロメをはじめとする赤塚キャラたちが、文字通り面白〜く性について教えてくれるのだが、その辺のヌルイ保健体育の教科書なんか足下にも及ばないくらいヘビー(?)な内容。…さすが赤塚イズム!
じゃ、まあとりあえずちょっと本の内容をご紹介。

…いきなりペッティングって…。しかも朴訥な顔しながら、シレッと「ペッティングというんだろ、しってるよ」と言ってのけるバカボン。そして、頬を赤らめながら「ペッティング」なんていう言葉を発するアッコちゃんの表情におチンチンはカチンコチンだ!

トド松くんもオナニーするんだ! しかもウナギ犬にオナニーの仕方を語らせるとは…。コレ読んで初めてオナニーというものを知り実践してしまった子供も少なからずいるのでは…。多分その人の潜在意識の中では、今でもエロスとウナギ犬が同居しちゃってるんじゃないかなぁ〜?

…ホント良いこと言ってる。学校でもこういう事を教えてくれないと。このページを見てる女の子たち(いるのだろうか…)は教訓として覚えておいて頂きたい。…ホント切実に…。

頭おかし過ぎるでしょ。子供にサディズムの説明をしてどうする。

これもスゴイ…。女王様に踏みつけられてる男の描写がなんとも…。

だから…、こんなに詳しくSMの解説をして、子供たちをどうしようと思っているんだろうか…。

ダッチワイフに関する豆知識まで披露…。

極めつけがコレ。なんちゅう性病の表現なんだ…。こんなもん子供が読んだら、完璧に偏見持っちゃうでしょ。よくこの本出版できたなあ〜。
…と、このように当時イケイケドンドンだった赤塚不二夫のテンションを表すかのような、かなりイッちゃってる内容満載。このほかにも「フェチ」や「ホモ」「レズ」などに関する説明もあって、まあ保健体育の教科書のユルユルな内容に比べて、よっぽど実際の性の問題についてぶっちゃけて描いてるとは思うものの…。赤塚キャラを使っているということで、明らかに読者層は子供たちと思われるのに、いくらなんでもそこまでぶっちゃけなくてもいいんじゃないの…と思わなくもない…。まあ、教育用になるかどうかはともかく、ある意味強烈なギャグ漫画ではある。これを作ったフジオプロもエライし、本当に発売しちゃった出版社もエライ!
…それじゃ最後に。

その通り! これほど端的に男のエロ衝動を言い表した名言があっただろうか!?
追記:復刊リクエスト受付中らしいんで、どーしても読んでみたい人は投票してみるといいんじゃないでしょーか…。Amazonのマーケットプレイスでもたまーに出品されてたりします。…もしくはボクの家に遊びに来てね!



バカボンの顔とセリフが一番面白かったです。
何でこんなに余裕こいてんだろ…。
一瞬、マジで遊びに行こうかと思いました。
いいなぁ、コレ。
親父曰く家の姉(12歳年上)もこの本を小学校の頃読んだそう。そして弟も小学生で読みました・・・!
今も持ってます(笑)
ヂンさんの部屋の玄関先でいいので、読ませてください。
しかし、赤塚絵で描かれているのが逆に生々しいですね…